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かいなん市民劇団KCM ★☆Diary☆★

2010年6月に海南市のアマチュア劇団として誕生した“KCM”和歌山にゆかりのある作品を中心に海南から発信できる舞台作りを目指して活動しています。これは、そんな劇団員たちの日々を綴ったDiaryです。

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有間皇子まつり活動報告 その①

続いて、有間皇子まつりとかいなんの道ウォークの活動報告です!

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11月11日、有間皇子まつりの日にあわせて海南万葉の会主催、熊野古道かいなんの道ウオークを実施した。午前8時30分、JR海南駅にウオーカー達が集まる。あいにくの雨、それもかなりの雨量であるが、結構若い人が多かったのは、日曜日であったからと思われる。「以前から熊野古道には興味を持っていたんですよ」と若い女性が歩きながら話してくれた。熱心に写真とメモをとっている。
 今日は外注の語り部さんではなく、劇団KCM代表と海南万葉の会事務局兼務の東がこれまでライフワークとして20数年、熊野古道の語り部を務めた経験から、自らガイドを申し出たという次第である。
 JR海南駅を9時にスタートし、旧野上鉄道の美しい生活道を東に向かうと井田あたりで熊野古道と交差している。春日山の西麓に並ぶ六地蔵に手をあわせ山中へ。

しばらく上れば山の斜面に沿ったなだらかな狭い道が続く。右手下に大野中の民家をみながら数百㍍歩くと松代王子に着く。
 院政時代、後鳥羽院に随行した藤原定家の旅日記『御幸記』に、この辺りで音曲をかなでる盲目の女性にであったとの記載がみられる。つまりは放浪のミュージシャンか?東北の瞽女(ごぜ)かもしれない。平安時代、皇族たちの熊野参詣が盛んであった頃から、熊野は不治の病の人たちが来世の幸せを願って歩いた道であった。小栗判官が餓鬼阿弥姿(がきあみすがた)で蘇生し、人目を避けて歩いたように。熊野は黄泉国(死後の世界)と現世の人の魂がふれあう道だと信じられていた。

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松代王子から続く低い山の尾根づたいの道を歩き、民家をぬけて春日神社へ。長い階段をのぼると山頂に広い境内と神社が建つ。 
 この社の本殿は北むきに建つ。つまり拝殿から南をむいて拝むことになる。熊野古道沿いには南の熊野三山を遥拝する方向にむけて建つ神社が多い。この社は南北朝時代、大塔宮護良親王がここを訪れ、新年をむかえた伝説がある。また、神社を囲む春日の森は古くから多くの樹木が生育し、海南市指定文化財、天然記念物に指定されている。
 春日の森を後にし海南高校の西門脇を通り、日方川をこえて旧野上鉄道の春日前駅へ。今も往時の面影をのこす桜の古木が残る。

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 自動車道を横切りさらに南へ歩く。蓮華寺あたりから古道は急に狭くなっている。更に数百㍍歩くと、道路左手に菩提房王子の標識があり、一坪ほどの狭い敷地に小さな石仏と五輪塔らしきものが数基並ぶ。菩提房王子の旧址がどこにあったのか今では判らなくなったという。
 藤白山から続く長峰山脈を前方に見ながら古道は西にゆるやかにカーブしている。更に歩くこと約2キロ、鳥居の地名はこの辺りに大きな鳥居があったことに由来するらしい。道路左手に広い敷地(駐車場)があり、立派な石段が目にはいる。日限さんへの上り口だ。階段をのぼると広い境内がひらけ、奥のほうに大きな地蔵と、本堂が建つ。本堂の前には寺の名にふさわしく山の斜面をおおうように地蔵がズラリ並んでいる。同じ形の地蔵がこれだけの数並ぶのは全国でも珍しいようだ。日を限って願いごとをすれば叶うという信仰があり、かつては全国各地から多くの仏像が寄進されていたが、今ではすっかり新しくなり、往時のおもかげは無くなったが。

お地蔵さまが並ぶ左脇の道をぬけて後方の山へ向かう途中に古い供養塔が建つ。山名修理太夫義理(よしとし)の供養塔だと説明版に記載がある。永和4年(1378)、足利義満は山名義理を紀伊国の守護職に任じた。山名義理は紀伊国の守護所を和歌山市から大野の地に移し、その後大野は紀伊国の政治の中心地となる。しかし、足利兄弟の争いに巻き込まれ、明徳2年(1391)大内義弘に攻められ敗走したという。
 地元の伝説では藤代峠の頂きにある和歌山県でも3大供養塔といわれる塔が、山名義理の供養塔という説がある。そこで自害したという説、海上に逃れ由良の興国寺で自害したという説などが伝わる。

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プロフィール

KCM company

Author:KCM company
劇団KCMは・・・

2010年6月に海南市の市民劇団『KCM』として創立。
同年11月に海南市民会館にて『―万葉ロマン―有間皇子』で旗揚げ公演を行い。
翌年にはMusical『葉っぱのフレディ』―いのちの旅―を初演。
以後3年間にわたり8回の再演を行い好評を得ました。

2011年以降『小栗判官ものがたり』『いざわやそべえ』『和歌の浦のあけぼの―聖武天皇と宮子姫―』『なぐさとべ』『徐福』など、和歌山にゆかりのある人物をテーマにした作品をミュージカルで舞台化。

また同時に『赤毛のアン』『オズの魔法の国』『星のキセキ』『アラビアン*DreamStory』『ワンダーランド』『MAHOROBA』など、
ファミリー向けの作品で、年に何本かの学校公演も行っています。

今年で創立10周年となるKCM。現在も和歌山にゆかりのある作品を中心に海南市から発信できる舞台作りを目指してを活動しています。

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